風の口笛



2013年 12月 28日 ( 1 )


日本フィル特別演奏会 第9交響曲2013

昨日27日、サントリーホールで日本フィルさんの「第九」の演奏会に出演させていただきました。

仕事納めの方も多い金曜のサントリーホールは、ほぼ満席のお客様。

曲の冒頭から、音楽の流れが澄んだりうねったり、、、指揮者の全身からあふれ出す音楽にオーケストラが応えて空気が彩られて、記憶されていく感覚に包まれました。

第3楽章。
静かに、光の筋が絡まり合い煌めき合うようなオーケストラ。
随分と前からこの音楽の中にいるような、、、そしてこの楽章が永遠に続くようなそんな錯覚に襲われました。
このまま第4楽章がこないんじゃないか?と思うくらい。

ベートーヴェンの頭の中には、音が、音楽が鳴っていたとしても、この音符に息が吹き込まれて彩るこの響きはやっぱり聴くことができなかったんだ、、、と、思いました。

第4楽章。
合唱団はある意味、この楽章にかけているわけです。でも、ここに、、、たかが20分弱に今までの全てを注いで歌うには技能はもちろん、感性のパワーがなくては成立しません。今年の「第九」、私に今できるベストはできたと思うのです。でも、絶対的なゴールに届いていない、、、。そんなことを思いました。


今年の「第九」は、否、今年の「第九」も私にとって特別なものでした。
6月に、「第九」への扉を開いてくださった高校の恩師が、そして10日ほど前に歌仲間の大切な先輩が天国に旅立ってしまいました。今は、星空の向こうで笑っています。

お二人が私に残してくれたものに感謝して、決して恥ずかしくない歌を、これからも歌っていこうと思います。
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by season_air314 | 2013-12-28 23:39 | 音楽


モナが日々感じていること、周りの出来事を口笛を吹くように綴っていきます。
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