略してN児って言うみたいです(笑)
児童合唱とか子どもの声って、まだまだいろんな意味で未開発で確立されていない気がします。求める声の質とか、表現の方向性とか、、、。そんな中N児は、言ってみれば常に方向性のサンプル(敢えて模範とは言わない)の1つを示してきた気がします。生で聞くのは2回目。でも彼らがメインのステージとしては初めてです。
ジュニア、シニア、ユースと分かれていて、ジュニアは小学2年生から。ユースはもう女声合唱と言ってもいい変声を経た安定した歌声になっています。
合唱指揮の先生、新曲を提供した作曲家、ピアニストが、それぞれに以前に私もお世話になったことのある方々で、今日はまさかの共演。個人的にもとても嬉しいステージでした。
子ども達が一生懸命歌う姿はかわいくて涙が出そうになります。
しかもさすがはN児!!とても上手でそれも感動的。
「あらしのよるに」という絵本をもとに書き下ろされた作品は、かわいらしい演出とともに。
一般の子ども達にここまで仕込もうとしたら、それは難しいと思うし、やっぱり選ばれた子たちの特別なパフォーマンスだろうとは思うのです。でも、技術的にはともかく、世の中の子ども達がその子なりに好きな歌でこんなふうに生き生きと表現できたら素敵だな、と思いました。