2日目、大阪から博多へ、博多から長崎へ。
九州は素敵な電車の旅も楽しみでしたが、それはまた改めて(FBでは少しアップしてしまいましたが、、、)
午後、長崎に着き早速お出かけ。
孔子を祀る長崎孔子廟。儒教の教えは、学校の漢文などで論語を読んだほかにも、日本の文化の中に静かに流れている美意識のように感じます。騒がしい世の中、人間が謙虚に大きく静かに自分と時代と向き合う必要があるように思いました。
「・・・・朋遠方より来たる有り。また愉しからずや・・・」
の行が前から好きでした。久しぶりに文字で見て、ちょっと身が引き締まる思い。
建物や像、文化の力強さを感じることができました。一番大きな大成殿にいたお兄さんに勧められて見た、裏手にある中国歴代博物館も見応えたっぷりでした。
ガラリと文化の色が変わって、絵はがきの1枚目に来そうな大浦天主堂。長崎と聞いて思い浮かぶものの1つに隠れキリシタンにまつわるものがありますが、そうは言っても授業で習う歴史では「キリシタン弾圧」「島原の乱」、、、が大きなところ。この大きく美しい建物を見ながら、歴史として、知識として一歩深く知ることの出来る旅になりそうだと思いました。
夕方、グラバー園を訪れました。とても広い敷地で、またまたちょっと違う空間。素敵な建物が沢山ありましたが、ここには代表的な建物のを1枚だけ^^夕暮れ時のグラバー邸です。グラバー氏やその周りの人の生活を想像しながら、当時始まったばかりの外交&貿易の躍動感を感じました。いい意味で国や時代を動かすことを恐れないって、素敵です。
グラバー園には「蝶々夫人」の作曲者プッチーニの像。美しい恋に思いを馳せているのでしょうか?
池の亀さんも、同じ空を見上げているようです。
長崎に来たら歩かねば、と思っていた「オランダ坂」
周りが特に賑やかというわけではないですが、いろいろな文化が混ざり合う華やかさを想像しながら歩いてみました。