昨日、今月(別件を合わせ)4回目になる府中の森で、「第九」を歌いました。
この冬、早めのスタートです。
「第九」にはどの指揮者も並々ならない思いをもって演奏されています。その方それぞれの溢れるな思いに触れられることの幸せを歌う度に感じるのですが、、、
昨日のマエストロ、藤岡先生はもうその愛情が抑えられない感じ。それを全力で音にし、音楽にしていくその喜びたるや!!全力で表した音達も一瞬にして消えていくのだけれど、だからこそその瞬間に全てをかけていく、、、。
素敵でした。
このお花は旦那様が仕事でいただいてきた大きな花束。あっという間にお部屋が花でいっぱいになりました。昨日の弾けた音の一つ一つのように、華やかです。
素晴らしい共演の先生方との素敵な出会い。これも「第九」を歌っていたからこそ得られたもの。本当に感謝です。
終演して一息ついて携帯には昨日からの余震を告げるメッセージ。
「神様の魔法の力」で早く治め、救って欲しいと願いながら歌った「第九」。そして、このパワーで何かができることがないか、と考えました。
毎年「この季節が来た」と思うのですが、自分の「第九」をとりまくものはその年によって違います。今年の残り、そして新しい年、、、大切に、よいものにしていきたいと思います。