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風の口笛



武蔵野合唱団第46回定期演奏会

もう1週間も過ぎてしまいましたが、、、
先週の土曜日、文京シビックの大ホールで定期演奏会がありました。

今回の演目は「水のいのち」のオーケストラ版とブルックナーのミサ曲第3番。
何とも心にも声にもヘビーな2曲。本番を迎えるまでの半年は、「大変だった」の一言です。
私は、ラスト2ヶ月ほどでの駆け込み組で必死でしたが、他のメンバーは声にし、音にするところからの長い闘いだったと思います。

でもきっと、、、その長い時間があったからこそ、みんなが本番楽しんで歌えたのだと思います。
音楽って、どんなに長い時間をかけて積み上げてきても本番は1回だし、その本番でさえ奏でられた音は一瞬にして消えていく、、、。形も何も残らないけれど、人の記憶と心に確実に刻まれていて、、、。

松井慶太氏の若さ溢れる指揮のもと、素晴らしいソリストの先生方と日本フィルハーモニー交響楽団の皆様と、ホールの空間を音楽で彩っていく幸せ♪♪

武蔵野のレパートリーの一曲である「水のいのち」。
それでもオケ版になると色合いが変わって、新鮮な驚きが沢山ありました。
今まで、オリジナルのピアノ伴奏からいろんな風景を想像し音色を楽しんで歌ってきました。その音が具体的に様々な楽器に置き換えられてみると、多少そのあたりを思い描く自由が奪われる気持ちが否めません。
不思議だなあ、と思いました。ところどころ聞こえてくる前田氏のピアノ、、、美しかったです。

難曲なのか、、、ただ歌い慣れないだけだったのか、苦労したブルックナー。
大きな編成のオーケストラとパイプオルガンに歌っても歌っても声が足りない感じで、崩れ落ちそうでした(笑)
ただ、佐野さんのキラキラと響くソロの歌声と重なるところとか、、、自分の声もその輝きの中に溶けていかれるような錯覚。歌うことへのあこがれとか喜びとか、そんなものに満たされたミサでした。
自分がこの曲にもう少し愛情をもって歌えたらきっともっと楽しめただろうな、と少し後悔&反省。

終わってみて、、、
今の自分が「もっと歌いたい」と思えていること。一緒に歌う仲間のことを大切に思えていること。
それが次へのエネルギーになっていると思います。

次も難曲。
よろしくね。
by season_air314 | 2013-06-30 13:14 | 音楽
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モナが日々感じていること、周りの出来事を口笛を吹くように綴っていきます。

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