京都旅行2日目は日本仏教の発祥の地、比叡山延暦寺へ行きました。昨日遅かったにもかかわらず、8時前にはホテルを出るという強行軍。
まずは八瀬という場所からケーブルカーとロープウェイで比叡山山頂へ向かいました。
山頂からシャトルバスで移動するはずでしたが、バスまで時間があったので一番近い東塔まで、歩いてみることにしました。因みに比叡山は東塔、西塔、横川(よかわ)という3つの地域に分かれていてこの3地域を総称して延暦寺というのだそうです。東塔まで、こんな道をテクテク、、、
途中にあった杉の大木。とても太くて大きいことがおわかりいただけると思います。
東塔の阿弥陀堂の前にある「水琴窟」水が落ちると、下にある空洞に響いてオルゴールのような音がするのです。何とも神秘的。
東塔にある国宝、根本中堂。中では火がたかれ護摩の法要が行われていました。
お昼は下山してから、というつもりでしたがあまりにお腹が空いたので「比叡山そば」を食べてエネルギー補給。その後、シャトルバスに乗って横川(よかわ)に行きました。
横川にもある中堂。この後また山道を歩き、恵心堂、元三大師堂、とまわりました。日蓮上人の修行の地という定光院は急な坂道を延々と下り(これを上って戻るのかと思うとかなりくじけそうになりましたが)、、、途中には現在も修行が行われている比叡山行院という場所があり、本当に修行僧の方達がいらっしゃいました。
定光院の日蓮上人像。今も世の中を見渡しています。
こんな道を戻り、汗びっしょりになりました。足もだんだん重たくなるし、、、。そして再びシャトルバスに乗って今度は西塔へ。
にない堂の片側、法華堂では修行中とか、、、。でも、中からは物音ひとつしません。どんな修行なのか、人が中にいる感じがしないのです。厳かな空気の中、足音にも気をつけて中へ向かい、釈迦堂、浄土院などを見て再びシャトルバスでロープウェイ乗り場に戻りました。
シャトルバスを降りてロープウェイ乗り場に向かう途中、道の脇に野生の猿の親子が出てきました。延暦寺の厳かな雰囲気と歴史、比叡山の自然を満喫した半日でした。