3日、ラフォルジュルネ。
東京では毎年この連休あたりに東京国際フォーラムで行われる音楽祭。
ずっと気になっていましたが、何かと予定の多い季節。
今回始めて行きました。
合唱団でお世話になっている、山田和樹氏と横浜シンフォニエッタの公演。
弦楽の編成で、ベートーヴェンやシェーンベルクの作品。
普段はあまり聴かないプログラムでしたが、、、
常に「思い」にまっすぐに向かう印象のオーケストラです。
その姿勢がいつも清々しくて好きです。
皆さんがもっと人生経験を積まれると、もっと広がる音楽があるんじゃないか、と今回は思いました。いや、今回が物足りないとかではなく、素直に数年後が楽しみだと思いました。まあ、私の妄想なのですが(笑)
この時期、、、
出演するはずの演奏家がキャンセルになったり、いっそ「やるの?やらないの?」の議論にもなったことでしょう。音楽祭の運営もきっと大変だったと思います。
シビアに言えば音楽が無くても命をつなぐことはできると思うのです。音楽で空腹は満たされないし消えたものを埋め合わせることもできないのです。でも、その認識のもとに謙虚な洞察力をもって、「熱く奏でて」いったら、「きっと、、、」と思うものはあります。
「音楽の力」について考えた演奏会でもありました。