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風の口笛



早稲田大学グリークラブOBメンバーズ 2009

三連休中日の昨日、男声合唱の演奏会に行ってきました。

OBメンバーズというくらいですから、もちろん卒業したばかりのメンバーもいれば「ホントにOB!!」な方も(笑)。大学の4年間を経ても「歌いたい」と思った人達の団体なので、「歌が好き」なだけでなく、それぞれに楽しく追求している感じが伝わってきました。

因みに1stステージは信長貴富さんの「新しい歌」。ガッツリ!!な合唱曲という感じではないけれど、信長さんの旋律は親しみやすくて好きです。いろんな技巧を凝らす合唱曲が多い中、やっぱりメロディーって大事だと思うのです。みなさんの男声の厚みも魅力でした。
ん~、ただメロディーがそんなに難しくないと何となく歌えてしまって表現として深まっていない演奏になりがちだし、、、指導者や歌う側の力量と感性が問われるんですよね。自分に立ち返ってちょっとドキッとしました。

2ndステージは「屋根の上のバイオリン弾き」から。
森繁久弥さん、亡くなられたばかりで、、、一度彼のステージを見たかったですが、もう叶いませんね。
振り付き踊り付きで、楽しいステージでした。20代の若いメンバーもいますけれど、、、多くは「お父さん」達(笑)「がんばれ~!!」もう少し安心して見られたら、歌ももっとちゃんと聴けたのに、結構ドキドキしながらだったので^^;
途中コサックダンスが出てきたらどうしよう!!って余計な心配してしまいました、、、すみません(笑)全員の声がど~~ん!!と聞こえると、迫力に感動したりもするのですが、妙にホッとしちゃったりして、、、^^;福永さん編曲で初演した代の方々も多く、さすがに思いの弾けたエンターテイメントで楽しかったです。

こう書いてきたら、3rdステージも書かなくては(笑)長くなってごめんなさい。
団伊玖磨さんの「岬の墓」。
私も合唱を始めた頃に歌いました。もちろん混声で^^.懐かしかったです。こういう曲に久々に出会うと、当時は気づけなかったことを感じたり、当時のいろいろを思い出したりします。
ん~、、、ただこの曲は微妙です。しっかり歌えている人たちの演奏でも私には良さがあまりよくわからないんです。私とこの曲の相性もあると思いますが、、、。何となくまとまりがない感じ?普通、組曲になりそうな長さを一気に歌うからかもしれないけれど、、、。

この皆さんはある程度レギュラーなメンバーはいながらも、厳密には1回の演奏会毎に結集して解散?するそうです。1年、それぞれの環境で社会のいろんな役割を果たし、そんな喜怒哀楽を糧にステージを創る。毎年魅力を増して集まれたら、素敵なことだと思います。
先日おいしくいただいたからではありませんが、何だか「ボジョレー・ヌーヴォー」みたいだなあ、と思いました。
by season_air314 | 2009-11-23 12:24 | 音楽
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モナが日々感じていること、周りの出来事を口笛を吹くように綴っていきます。

by season_air314
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