風の口笛



カテゴリ:読書( 10 )


先生のつうしんぼ

宮川ひろさんの本だったでしょうか?
母に勧められて子供の頃読みました。映画も見たかな?人参が嫌いで、お見合いしても何回も振られちゃって、、、というちょっと不器用な先生と子供たちの心温まるお話。先日、日本の教員が何とかかんとかと話題になりましたが、こんな人間らしい交流をしながら、学校でみんなが過ごしていかれるといいな、と思います。

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なぜこの本を思い出したかというと、、、写真の蚕です。今、3年生の子供たちが育てています。毎日大量の桑の葉を食べ、あっという間に大きくなって、繭を作り始めました。

実家は養蚕をしていた時期もあるらしく、古い家には繭を作らせるための道具とか二階のお部屋がありました。でも、実際に蚕が大きくなり繭になるまでを毎日見たのは初めてです。

「先生のつうしんぼ」には蚕を飼って、繭から糸をとるという印象的な場面があるのです。どのくらいの長さがあるんだろう?とみんなで大事に糸をもって歩いていったら教室を出て廊下を出て学校の門を出て、、、1kmくらいになったんだっけ?

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まじめにやっているのか?と聞かれればうまく答えられないけれど、昔の学校ではこういうよくわからない授業(?)があった気がします。でも、子供たちと先生が一緒になってお互いの気持ちを大事に、真剣にぶつかりながら多くのことを学んでいったんだと思います。映画では、たしか蚕の世話を頑張りすぎて先生が肺炎になっちゃった^^;原作もそうだったかな?
「総合的な学習の時間」の理想の形はこれなのかも、と思います。冒険はしたい人がするべき。冒険したくない人、できない人にどんなプランを立ててあげても安全を保証してあげても、、、否、人にもらっている段階で冒険じゃないんです。

話が飛びました。
みんなでとった糸を隣のクラスの女の先生が織って布にしてくれるのです。で、出来上がった布を一番初めに「先生」に見せに行く、、、
初めて織った絹の織物は「好きな人」に見せに行くって、、、
というくだりがあって、見合いに連敗だった先生のよさに惹かれてくれた方が現れる、素敵な場面。


本の中の(時代の)学校と今の学校はあまりに違います。でも、「先生につうしんぼをつけちゃおう」っていう子供の発想とか、子供が大人に求めている根本は変わらない気がします。子供を受け止められる大人が減ったのかな?
いやいや、、、受け止められなくてもいいと思います。人間の不器用さはあって当然。言い直せば、子供と「真剣に向き合う大人が減った」のかな?
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by season_air314 | 2014-06-27 22:09 | 読書

今月の本:1月

今月読んだのは重松清さんの「トワイライト」、向田邦子さんの「あ・うん」、和田竜さんの「のぼうの城」。
月に3冊は読みたい、と目標は立て、今日ギリギリ目標達成です。

「トワイライト」
正直、新年早々のチョイスとしてはイマイチでした。容易に想像が付く現実の痛みが描かれすぎて、、、諦めて読み飛ばしました。まあ、読んだとは言えないかもしれませんね。もう少しして読み直した方が良さそうです。

「あ・うん」
子どもの頃、週末に近くの市立図書館に母と弟と行っていたのですが、母が借りていて「『あ・うん』って何?」と聞いたことをすごく覚えていました。それ以来「大人が読む本」っていう印象で手を着けずにいたのですが、考えてみればあの時の母の年齢に達している訳で、、、(苦笑)読んでみました。いや、テンポもよく粋な感じで面白かったです。

「のぼうの城」
元同僚に借りっぱなしになっていた本です。本当に面白かったです。通勤電車を何度乗り過ごしそうになったことでしょう(笑)人の真価とか人の魅力について考える本です。話題になったのも納得。「Iさん、今週お返しします、笑」

さ、明日から何を読もうかな?
決めてから寝た方が良さそうですね(笑)
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by season_air314 | 2012-01-31 22:45 | 読書

フィッシュストーリー

伊坂幸太郎さんの「フィッシュストーリー」の短編集を読んでいます。
ガッツリ重たくもないけれど、静かな主張。大きく世の中を変えることもなく、どちらかと言えば流れに身を任せているように見える登場人物の、それでも自分のスタンスを自然にとっている、、、。現代人をこんなにも自然に描いているってすごいな、と思います。
コロンブスの卵では無いけれど、「よくあることじゃん?」ということにドラマを持たせていく、、、。

言い換えてみれば、日頃の私達の日常でさえ、シナリオを整えればドラマになりそうなことが多いのです。だから、共感を得られるのかもしれない、、、とも思います。

独特の空間の中で流れに逆らえないストーリーが進んでいく、、、そんな感じです。
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by season_air314 | 2011-12-12 23:06 | 読書

「晩夏のプレイボール」

あさのあつこさんの「晩夏のプレイボール」を読んでいます。野球の短編集。
甲子園という夢を描いたり、追いかけたり、呪縛にかかったり、、、野球を軸に様々な人生が描かれ夢中で読んでしまいます。

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夏の甲子園、球児たちの2倍くらい生きてしまった今でも、マウンドに立つのはやっぱり「お兄さん」なんです。そして夢に懸ける姿は憧れです。あの広いグラウンドであんなに小さな真っ白いボールを追って、全てを懸ける。そんな姿が、自分の中にある何かに照らし合わせるものがあるのでしょう。

何処にでもありそうな、、、そんな球児達とその周りの人たちのいろいろな野球、いろいろな甲子園、いろいろな人生。

「まっすぐに在りたい」

ひたすらにそんな気持ちになるお話達です。

あ、、、いろいろな必要性が生まれ都合がついたとしても、甲子園球場がドームになることは無いかな、と思うモナでした。
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by season_air314 | 2011-11-29 22:08 | 読書

「真田騒動」

池波正太郎のいわゆる「真田もの」の作品です。
通勤の電車で中途半端に眠るより、この本を開く方がエネルギーをチャージできる気がしました。
主人公恩田木工(もく)民親のかっこいいセリフをいくつか、、、(ネタバレになりかねないので、これからお読みになる方はご注意を)

「・・・自分で自分の顔つきをおぼえるということは、大勢の人間をおもうところへ引っ張っていくための手段(てだて)として、これは馬鹿にできぬことだな。・・・」
松代藩を支える「勝手掛」という役を受け、大勢の上に立つことになった恩田木工。自分が大勢にどう映るか、、、気心知れた人たちだけであれば本心だけを直球勝負で何とでもなるのでしょうけれど、不特定多数を束ねていく時は大衆を統率していくパフォーマンスが必要。それは自分を客観的に見ることから始まるのですね。


「・・・他人のことのために私心を捨てるということはな、いまのおれにとっては、一つの快楽だといってよかろう」
某有志団体の幹部に伝えたい(笑)「あなたのお蔭よ^^」というわかりやすい反応がなくても、自分が意図して行った何らかの効果として、それと知らず人が笑顔になっている。その笑顔を見ることが自分の幸せになるって素敵だと思います。たとえ自分にはクレームしか聞こえてこなくても、その人達が自分で勝ち取った笑顔だと思っていたとしても、その笑顔を見て「フフッ♪」って思える幸せ。この幸せを知っている人は、99%の苦労も1%の「よかった」のために頑張れる。


「おれ達の一生が、おれ達の後につづく人々の一生を幸福(しあわせ)にもするし、不幸にもする。主米、はたらこうな」
今自分が何のために頑張っているか解らなくなっていても、未来の幸せを信じて力を尽くせるって清々しくて尊いと思いました。
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by season_air314 | 2011-10-22 21:05 | 読書

「もしドラ」

「もし高校野球の女子マネージャーが『ドラッカー』を読んだら」
以前に本屋さんに行った時に、横積みになっていたのを見て、、、

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先日なぜか上司からいただいて読みました。
マネジメントとかマネージャーとかって身の回りによく「ある」言葉だけれど、自分の仕事のイメージとはあまり結びつかずにいました。(実際今もそうなんじゃないかな、と思います)結びつかないけれど不要と言うことではなく、、、。

ウチの管理職の方々はこれをもとに、研修のようなことをしたみたいです。

読んでみて、、、、
とても読みやすくて引き込まれる面もありどんどん読み進めることができました。
実際はこんなにうまくいく?と思ったり現実的じゃないな、と思う部分もありました。でもマネジメントに関わるいろいろ難しい言葉が出てきても何となく意味がわかる気がしたり、わからなくても読み進めるにあたってあまり支障がなかったりしたからだと思います。
きっとこの本が読者に対して読みやすくマネジメントされているからだと思いました。


自分の周りにいる人に当てはまりそうなキャラクターが何人も登場するのも興味を惹く勝因かもしれません。いつか研修に行った企業が「人材」を敢えて「人財」と書いていました。組織において人の力が財産であるのは間違いないと思います。それをどう生かすかが課題だと思わない人もいないでしょう。そしてそれに苦労している人も多いと思います。深刻に考え過ぎずに息抜きをしながら「もしドラ」を開き、高校生と一緒に考えるのは楽しいかもしれません。
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by season_air314 | 2010-10-10 10:43 | 読書

ありふれた風景画(編集中)

あさのあつこさんの本を読みました。

後ほど書きますね。
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by season_air314 | 2010-04-25 09:29 | 読書

「その日のまえに」

読んでみました。

大好きな作家重松清さんの作品です。
親に勧められたのですが、その日とは「亡くなる日」のことで死と向かい合ういろんなお話が納められています。

一生が終わる日は、本来誰にでもあることでしかも大抵の場合それがいつかもわからない訳です。わからないから、普段は意識して生活することもないし、いつ叶うかもわからない夢を見たり、将来に希望を持ったりよりよく生きようと思えたりします。終わりがわからないから、考えずにおそれずにできることって結構あるんですよね。

例えばこの本の中の人たちのように、「その日」が来ることを宣告され、それが迫ってくることを身体で感じたりしていたら、、、やっぱり、自分はどう過ごすだろう、と考えてしまいます。


内容の重さそのものよりも、重松さんの人の描き方や感情の表現が本当にリアルで、人のダメなところもずるいところも、、、何より「私もそうかも」って思うようなことをザックリ書いているので、自分の気持ちを揺さぶられたり目を覚まさせられたりするような感覚になります。通勤電車でもつい夢中になって読んでしまうのですが、朝から少し心が重くなったり、、、

でも、ちょっとしんどくても逃げないでまっすぐに、日々のいろんなことに向き合おう、と思うことができました。
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by season_air314 | 2009-11-19 22:59 | 読書

目標

5日にチクチクしていた眼は、ちょっと腫れたりしてびっくりしましたが、自然に治ったみたいです。よかった、、、眼は大事にしないと、、、。

目標、、、

高校の時の世界史の先生が「毎月5冊の本と英語の本を1冊読むようにしている」って言っていました。大学に入学してしばらくしてその言葉を思い出し、「私も頑張ろう」と挑戦したのですが、、、。毎月5冊って気分ののっている時や面白い本に出会えた時はあっという間なのですが、1冊読み進めにくい本にぶつかると2週間くらい鞄に入れたまま、、、と言うことも。

先日同僚に勧められて読んだ「クライマーズハイ」がそうでした。
何だか重たくて、最初の3分の1くらいはなかなか進まず、、、。

仕事がちょうど忙しい時期だったこともあり、なおさらでした。

「それにしても、いい加減、、、」
と、作業的に再開すると、今度はグッと引き込まれ、電車を2日連続乗り過ごす始末。
昨日読み終わりました。

これを機に、また毎月5冊をもう一度頑張ってみようかな?
同じ同僚から漫画を2冊借りています。
ま、これも「本」ってことで(笑)
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by season_air314 | 2008-11-09 20:14 | 読書

「冒険者たち」

d0149306_21291690.jpg小さい頃に母が買ってくれました。厚くて読み始めるまでには抵抗があったのですが、とても面白くて最後は夢中で読みました。
ねずみのガンバと15匹の仲間のお話です。アニメにもなっていたのでそちらで知っている人も多いみたいです。
最近、ちょっとしたことがきっかけで、読み返したのですが、、、。

ネズミのお話ですが、純粋に勇気があってかっこいい。
他の15匹のキャラクターもユニークで思わず笑ってしまいます。これといって不自由のない生活をしていた町ネズミのガンバが、出会った仲間と旅に出て、、、。

ちょっと大げさに言えば、私の生き方や考え方を左右した本です。
まっすぐな勇気って優しさなんだ、と教えて貰いました。
持ち続けて生きることは結構大変ですが、、、ガンバに恥ずかしくないように生きていきたいと思います。
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by season_air314 | 2008-10-25 21:29 | 読書


モナが日々感じていること、周りの出来事を口笛を吹くように綴っていきます。
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