叔母の家から少し山の方へ向かったところに牛伏寺(これで「ごふくじ」と読みます)というお寺があります。叔母が「有名らしいのよ」と言って連れて行ってくれました。
金峯山牛伏寺。
ご本尊の十一面観世音菩薩は聖徳太子の発願によって建立されたとか。また玄宗皇帝が楊貴妃の菩提を弔うため、長野の善光寺へ教典を納めようとしたところ、経巻を積んだ牛が同時に斃れたそうです。そのことで使者達は十一面観世音菩薩の霊力を知り、経巻をここに納め牛の霊を祀って帰国し、お寺の名前も「牛伏寺」となったそうです。
ご本尊は秘仏なので見ることはできませんが、厄除観音として有名なんだそうです。
私も家族の健康と安全を願いながら厄除けの鐘をつき、御朱印をいただきました。
立派な杉の木。下に咲いているのは紫陽花の一種でしょうか?紫のふわふわがかわいらしいちょっと不思議な花でした。叔母が「一株欲しいなあ」なんて言うので、ドキドキしちゃいました。・・・お祈りが無になるどころか罰が当たります^^;
参道の六地蔵。いろいろなお願い事をもって訪れる人達をずっと見守ってきたのですね。